[UPDATE]中国によるSteamのストア機能へのアクセス遮断は大規模DNS攻撃である可能性
[UPDATE]2021/12/26
複数のソースによると、昨日からの中国からSteamへのアクセス遮断については、大規模なDNキャッシュ攻撃である可能性が高いことが分かりました。中国圏へのインディーゲームパブリッシングビジネスを行うVladislav Tsopljak氏によると、「中国国内のチームによる調査から、DNS攻撃であり、BANではありません」との報告がありました。
STEAM CHINA UPDATE
https://www.facebook.com/Archype/posts/10162784667699616
Our team in China did some digging & research, it looks like this was yet another DNS attack to flag it(there was a similar one in the past), so it’s not banned. Yet.
HOWEVER, as I’ve been saying this is not a matter of “if” but “when”. Might’ve not been today but it is going to happen and probably sooner than we all think.
旧タイトル:中国がSteamのストア機能へのアクセスを遮断へ
2021年12月25日、Steamのすべてのサービスに対し中国国内からのアクセスが遮断されている模様です。Dota2やCS:GOなど、Steam Chinaとして許可がされているタイトルは、専用のクライアントから利用できます。
The Verge: The global version of Steam appears to be banned in China
https://www.theverge.com/2021/12/25/22853520/steam-global-china-banned
アクセスブロックを確認できるGreatfire.orgでも、「store.steampowered.com」が100%ブロックとなっています。
https://en.greatfire.org/www.steamcommunity.com
中国国内からはSteamの「コミュニティ」機能は2017年からアクセスができませんでしたが、「store.steampowered.com」のアドレスはアクセスが可能でした。中国国内の販売に必要な政府の手続きは、小さなディベロッパーにとっては困難であり、今後のインディーゲーム開発者にも大きな影響が見込まれます。中国国内にもインディーゲームのファンは非常に多く、簡体字でのローカライズは小規模ディベロッパーにはよく推奨されていました。今後はそうした施策による売り上げの増加が見込めなくなるかもしれません。