2人で効率的にゲームを作るには?インディーゲーム「くちなしアンプル」「マヨナカ・ガラン」制作事例 | UNREAL FEST EXTREME 2022 SUMMER

この記事では、”インディーゲーム「くちなしアンプル」「マヨナカ・ガラン」制作事例 | UNREAL FEST EXTREME 2022 SUMMER”をお届けします。

本公演では、インディゲームディベロッパーCAVYHOUSEの『くちなしアンプル』と前作の『マヨナカ・ガラン』2作のゲーム設計について解説が行われています。これらの作品はPS4やニンテンドースイッチなどコンシューマーでもゲームをリリースされていて、多くのファンを獲得しています。

開発について、代表の善乃さんは興味深いお話を数多くしてくださいました。なお、UE4は「Unreal Engine 4 で極めるゲーム開発」(通称、極め本)を使って学習したとのことです。

それでは、早速見ていきましょう。

影響を受けたゲームは『塊魂』という善乃さん

CAVYHOUSEはどういう開発体制?

CAVYHOUSEは2人で開発を行っており、シナリオ担当のy0sさんとゲームデザイン、プログラム、グラフィック、BGM作曲、歌、動画制作を担当する善乃さん(今回の講演は善乃さんが担当)がメンバーです。CAVYHOUSEは声優などは外注し、効果音など一部は素材を利用していますが、ほぼすべてを二人で開発しています。これまでにも様々なゲームを開発してきた彼らは開発の流れも決めていて、善乃さんは自分たちの開発スタイルを次のように話しています。

  • どういうゲームを作るかを二人で話し合ってだいたいの方向性をすり合わておく
  • それに基づいて、ゲームデザインを担当している善乃さんがざっくりとゲームの形に落とし込んでいく(この時点で必要な機能はだいたい作り切ってしまう)
  • 基本の機能ができたら、素材を追加していく
  • CAVYHOUSEのゲーム制作は頭の部分から順番につくることがほとんどであり、素材が必要になる度に作っては追加するという作業を繰り返すスタイル。
  • テキストが必要な部分が出てきたら、逐一「こういう形式でこういう内容のテキストをください」と、シナリオ担当にお願いして書いてもらう。
  • 素材の追加が終わったらデバッグや移植の作業をして、完成!

CAVYHOUSEは開発歴10年を迎え、その中で6本のゲームを制作。ゲームのジャンルや使用してきたエンジンも様々です。

開発初期の段階で、ゲームとしての機能を用意して、それから素材が追加されていくという流れは、本サイトの「自社インディーゲーム “TriniyS” リリースまでの軌跡」受託業務もこなしつつ、自社作品の開発体制を築くまで【CEDEC+KYUSHU 2021】」でも同じようなニュアンスのことが語られており、参考になるのではないでしょうか。

HATA

5歳の頃、実家喫茶店のテーブル筐体に触れたのを皮切りにゲームライフが始まる。2000年代に個人でノベルゲーム開発をスタートし、異業種からゲーム業界に。インディーゲーム開発をしながらゲームメディアで記事執筆なども行う。

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