「Google Play インディーゲーム フェスティバル」2024年は開催中止に
2024年の Google Play インディー ゲーム フェスティバルの開催中止が発表されました。
Google Playインディーゲームフェスティバルのこれまで
Google Playインディーゲームフェスティバルは、同プラットフォームで配信されているインディーゲームにスポットを当てるイベントです。2018年から日本版が発足し、これまで毎年開催されてきました。
(画像:https://blog.google/intl/ja-jp/products/android-chrome-play/2023_09_play-igf2023/ )
ユーザーも遊んだ感想をX上でハッシュタグ「#indiegamesfestivaljp」を使ってポストし、スマートフォンでのインディーゲームのユーザー層拡大に一役買っていました。その一方で、申し込みレギュレーションにおける「社員数50人以下」がキャップとして大きすぎる問題や、併催していたIndie Games Acceleratorが英語のみの対応であるなど、日本におけるインディーの実態と噛み合わない側面もありました。またGoogle Play全体のアプリ提出ルールにおいても、個人ゲーム開発者には厳しい条件(20 人以上のテスターが 14 日以上連続でオプトインしてアプリのクローズド テストを実施する必要がある)が昨年11月に施工された背景もあり、今年の開催動向に注目が集まっていました。
例年開催の告知シーズンである今年4月、残念ながらGoogle Japanから開催中止のお知らせとなりました。グローバルでは韓国とヨーロッパでそれぞれ開催されてきましたが、2022年を最後に実施されていないようです。
https://play.google.com/intl/en-GB_ALL/console/about/programs/indiegames/
終了を告知したポストでは「Android 開発者の皆さんに向けた新たな企画」が準備中と告知されています。ゲームではなく「Android開発者」という書き方から、今後はゲームに限らないアプリ開発者全体に向けての企画をGoogleが検討中であることが伺えます。さまざまな開発者向けサービスを展開するGoogleが、新しいAndroid開発者に向けてどのような施策を提供するのか、続報を待ちましょう。