日本政府によるインディー支援「創風」2025年度の実施が発表、4/30まで公募実施中。個人・チームとスタートアップ企業をサポート、今年から年齢上限が撤廃

経済産業省による令和6年度補正クリエイター・エンタメスタートアップ創出事業『創風』ゲーム部門において、マーベラスが事務局を担い、iGiがプログラム運営をすることが発表されました。

創風は日本のインディーゲーム開発者を対象としたアクセラレーションプログラムです。すでに公募は開始しており、4月30日までの募集となっています。

創風は、日本政府が実施する初のインディー開発者支援プロジェクトとして、2024年3月に発表、実施しました。日本のインディーゲーム開発者に対し、9か月間のメンタリング、パブリッシャーに向けたプレゼン機会提供、最大500万円の開発補助金を提供します。

(※当サイトを運営する株式会社ヘッドハイは、創風アドバイザーとして関わっています)

メンタリングは実際にインディーシーンで活躍するパブリッシャー・開発者・海外事業者が担当

「創風」の特徴として、開発者をサポートするメンバーが「インディーゲームの世界で」実際に活躍する面々であるという点です。これはiGiとも共通していますが、創風は特に海外とスタジオ運営側の知見に注力しています。

iGiを運営する株式会社マーベラスがゲーム分野を運営

「創風」においては、日本初のインディーゲーム向けインキュベーションプログラムiGiが運営を実施します。なお、iGi自体は別途のプロジェクトとして今後も実施が続いており、今年は「第五期」を実施する予定です。引き続き協力団体としてPlayStation、マイクロソフトがプラットフォーマーとして参加しています。

応募要項と、年齢上限の撤廃

創風の2024年度の実施では、参加チームは35歳未満であることを求められていましたが、今回からその上限は撤廃。あわせてスタートアップ企業も加えることで、業界で長く活躍した開発者や、すでに独立・法人化しているベテラン開発者も対象となりました。

2024年度の実績

「創風」は2025年2月までの実施において、9つのチームを支援。9カ月のメンタリングと開発資金援助、東京ゲームショウへの出展を実施しました。採択されたゲームは2D・3D・パズル・アドベンチャー・アクション・マルチプレイなど様々なジャンルに及びます。

4月上旬に創風の説明会が実施される予定です。興味のある方は、公式サイトにて情報を追っていただければと思います。

創風公式サイトはこちら

igjd

IndieGamesJp.dev Moderator

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