日本のインディーゲーム開発者向けインキュベーションプログラム「iGi(イギ)」発表

本日、株式会社マーベラスは、日本のインディーゲーム開発者向けインキュベーションプログラム「indie Game incubator (iGi)」を発表しました。インディーゲーム開発者を総合的にサポートするメンタリングを特徴とした、無償のオンラインプログラムです。

日本初のゲーム専門オンラインインキュベーションプログラム『インディーゲームインキュベーター(iGi)』 発足のお知らせ
https://corp.marv.jp/pr/20210215-001297.html

「iGi」は、6年間にわたり優れたインディーゲーム開発チームの育成に成功している、スペイン・バルセロナのインキュベーションプログラム「GameBCN」の監修のもと実施するオンラインのインキュベーションプログラムです。

『天穂のサクナヒメ』を開発した「えーでるわいす」等、国内外で活躍してきたインディーゲーム開発者や、ゲームに精通した各分野の専門家が講師(メンター)を担当します。

開発計画や進捗管理といったゲーム開発に関する支援・指導に加え、ゲームをリリースする上で必要となるプロモーションノウハウやメディア対応、多言語対応、各種法令や契約関連のサポート、ステークホルダーへのピッチ(ゲームのプレゼンテーション)訓練などを実施し、日本のインディーゲーム開発者を様々な側面からサポートします。

iGi(イギ)公式サイト
https://igi.dev/

プログラムは1シーズンにつき5チームが採択されます。3月に募集が開始されます。

iGiの運営体制

iGiは、株式会社マーベラスが主催となり、運営にルーディムス株式会社、そして、当サイトIndieGamesJp.devの運営会社である株式会社ヘッドハイがアドバイザーとして参画するプログラムです。日本初の試みではありますが、スペインで6年間実施されているインキュベーションプログラム「GameBCN」がベースとなっています。

GameBCNは6年間実施されているインディーゲーム向けインキュベーションプログラムで、『Aragami』『Etherborn』などのヒットタイトルを生み出しています。

Aragami
Etherborn

iGiは、GameBCNから監修を受けプログラムの日本ローカライズバージョンとしてローンチします。

インキュベーションプログラムの「意義」

前述のGameBCNをはじめとし、世界各国にはインディーゲーム開発者向けのインキュベーションプログラムが数多く存在しています。

https://swedengamearena.com/en/

スウェーデンのシェヴデが中心となったインディーゲーム開発者の育成プログラム「Sweden Game Arena」を通過したチームが開発しています。インキュベーションプログラム活動から起きた最近の大ヒットが『Valheim』です。本作は売上200万本突破の大ヒットとなっています。

ゲーム開発は得てして孤独になりがちですが、ゲーム技術に関する情報はオープンになれど、そのゲームが事業的に成功するための情報は薄く、またまとまった情報にしにくい俗人的なものです。インキュベーションプログラムは、メンタリングという仕組みによって少チームの開発者を集中的にサポートすることで、普段得にくい知識の習得と情報へのアクセスを可能にしています。

iGiが提携元としているGameBCNをはじめ、韓国のBusan Indie Connect、カナダのPIXELLES MONTREALなど、北米欧州、新興国そしてアジアでは、産官学が一体となってゲーム産業の新しい才能を育てるシステムがあります。ここ日本ではそうした動きは最近はありませんでしたが、ついにそれが登場したというわけです。

当サイトにおいても、iGiの今後の活動について発信していく予定です。ぜひご期待ください。

Takaaki Ichijo

株式会社ヘッドハイ代表。サークルThrow the warped code outとして『Back in 1995』『デモリッション ロボッツ K.K.』を開発

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