作成者: Cheryl Ng

インディーゲーム開発者のための「コミュニティー向けDiscord」の作り方

15年前はインディーゲームを宣伝するために、Facebookページが必要でした。10年前はTwitterアカウントで、5年前はInstagramのアカウントを作るべきでした。現在、ゲーム業界のマーケティング専門家は誰もがDiscordサーバーを作るべきというでしょう。しかし、なぜ他のプラットフォームではなくDiscordでしょうか。今回の記事ではAkupara GamesのDiscordを例として、Discordの役割とその作り方を紹介します。

Steamのゲーム総数

ゲーム発見にも「需要」と「供給」がある。

2021年、Steamでリリースされたゲームの総数は11,773本で、平均して1日30本です。果たしてビデオゲームの総数は多すぎでしょうか。この記事では、ゲームの「需要」と「供給」の現状を分析し、ゲーム業界の近年のトレンドを紹介します。

『コーヒートーク』の開発者が経験を語る:持続可能なインディーゲーム開発者になる方法

2020年にSteamでリリースされたゲームの数は約1万でした。それほど競争が激しい、埋もれやすいインディーゲーム業界では、開発投資費用を回収できないゲームの話は珍しくありません。また、ウィッシュリスト登録者数が高くても、利益が必ずしも良いというわけではありません。例えば、冷戦末期FPS『INDUSTRIA』はリリース時に8万件のウィッシュリスト登録がありましたが、利益は次のゲーム開発投資には足らないと開発者のDavid Jungnickel氏が公開しました。

とある実況者の配信したゲームとその閲覧数

ゲームの宣伝に最適な「実況者」を探す方法

ご存知の通り、ゲームは視覚的なエンターテインメントであるため、重要な宣伝方法としてユーチューバーやTwitchの実況者が挙げられます。ですが、実況者をどのように探すべきでしょうか。確かに実況者へのアクセスキーの一斉配信は便利ですが、一番効果的な方法ではないかもしれません。今回の記事では、最適な実況者を探す方法について、実況者の統合検索ツールを提供している会社Gamesightの代表Adam Lieb氏とのインタビューを紹介します。

2ヶ月で13万本売れた『The Last Spell』のマーケティング分析

普段のGameDiscoverCoニュースレターはSimon Carless氏が執筆していますが、今回の記事は『The Last Spell』の13万本達成を記念して、Ishtar Gamesのマーケティング担当者のBruno Laverny氏に執筆していただきました。『The Last Spell』はインディーズスタジオIshtar Gamesによって開発されたローグライク要素のあるタクティカルRPGです。リリースしてから2ヶ月以内に13万本を突破し予想より遥かに売れました。その原因についてこの記事ではマーケティングの分析を行います。

『Hundred Days』:Steamウィッシュリストの推移と売上の相関を分析

最近、Broken Arms Gamesというイタリアのインディーズスタジオが自社のゲームリリース経験をツイッターで共有しました。そのゲームは『Hundred Days』というワイン生産シミュレーションゲームです。『Hundred Days』のリリース経験についてBroken Arms CEOのElisa Farinetti氏に詳細をいただきましたので、この記事ではリリースのデータ及び学んだことを紹介します。